通関時のご支援のお礼に
12月の第1週にオーストリアに出張し、現在お取引きをしているpfafflさんを訪問しました。
目的は、輸入通関に際して、忙しい時期にも関わらずご支援いただいたことに対するお礼と、2024ビンテージについてお伺いするため。
ちなみに、通関時には、検疫や税関から数々の質問が寄せられ、中にはワイン生産者の度肝を抜くような、「なぜそんなこと聞く?」というようなものまであったのですが、全て親切に対応してくれたので本当に助かりました。
痛恨のミス!写真撮り忘れ
Pfafflさんのワイナリーは、ニーダーエストライヒ州のシュッテッテンという小さな町にあります。ウィーンから近く、電車とバスを乗り継いで1時間程度。
当日は霧のような雨で、収穫の終わったブドウ畑の景色が味わい深かったですね。
実は昨年の9月にも一度訪問していますが、その時はまだ輸入販売を始める前だったので、普通のお客さんとしての訪問でした。
一度行ったことがあるので迷うことなく到着。
営業担当でいつもメールでやり取りしているHeidemarie Fischerさんが対応してくれました。
彼女は現当主のRoman Josef Pfafflさんの妹さん。
ご挨拶の後、2024年ビンテージの出来立てのワインを試飲しつつ、彼女の説明を受けましたが・・・
痛恨のミス、写真を撮り忘れました!
いや〜、ワインが素晴らしかったのです。
赤と白を8種類ほど試飲したのですが、どれも本当に美味しくて。
ドイツ語での説明を追随しつつメモすることに夢中になっていました(笑)
2024ビンテージは素晴らしい!が収量少ない
2024年は暖かくなるのが早かっただけに萌芽も早く、4月頃に雨がけっこう降って、その後に超暑い夏が来たので、ブドウの熟成が昨年以上に早かったそうです。
昨年の収穫が9月下旬頃。
今年は8月下旬から収穫が始まったとのこと。
でも、そのおかげで9月中旬の洪水になるほどの大雨の影響を最小限にできたと言っていました。
ブドウの出来栄えも申し分なく、偉大なビンテージになるとのことで楽しみなのですが、収量がかなり減ったそうです。
ここ数年の温暖化で、ブドウの成熟には良い影響がある一方で、雹(ひょう)や土砂降りの雨で落果したり、遅摘みの品種が大雨の影響を受けたりで。
ちなみに、Fischerさんが子供の頃は、収穫は10月初旬〜下旬が最盛期だったとのこと。
地球温暖化の影響を肌で感じました。
なお、2024年ビンテージは来年4月〜5月に出荷が始まります。
もちろん入荷しますのでお楽しみに!